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創業1878年 江戸から百里

“日永一里塚跡”

当社前には日永一里塚跡があり、江戸から丁度百里になります。
一里塚は、江戸時代に整備されて約一里(約4km)ごとに設けられた
休息用の塚のことで、四日市は、富田、三ツ谷、日永、釆女の四か所にあります。

麦茶について

麦茶にはビタミンB1が多く含まれていて、
ビタミンBの消耗の多い夏にとても合った飲み物なのです。

麦茶の様々な特徴

  • ノンカフェイン

    コーヒーに多く含まれるカフェインですが、一時的に頭痛を止める働きがある一方で、常用するとかえって頭痛が起こりやすくなるなど、摂取量によっては毒にもなる成分です。
    同じ「焙煎された物」を原料としていますが、麦茶にはカフェインが含まれていません。授乳中の女性、妊娠している女性でも安心して飲んでいただけます。

  • 無添加

    大きく分けると18種類に分類される食品添加物ですが、麦茶には保存料、甘味料などの添加物は含まれておりません。
    ですので健康に気を遣っている方にはもちろん、赤ちゃんからお年寄りまで年齢関係なく安心して飲める自然飲料です。

  • ミネラル豊富

    五大栄養素のひとつである「ミネラル」ですが、不足すると体の機能に悪影響を及ぼしてしまうことがあります。
    麦茶にはナトリウムやカリウムといったミネラルが豊富に含まれており、汗が多くなる夏場は不足しがちです。
    カフェインを気にすることなく水分とミネラルの補給が同時に行える麦茶は、夏場の飲み物として非常に優れています。

  • 身体にやさしい

    麦茶には胃腸を保護する効果があるとされており、弱った胃腸を整えるに効果的です。
    また、前述の通り麦茶に多く含まれているカリウムには利尿作用があると言われています。
    さらに夏に気をつけなければならない脱水症状対策にも効果的など、身体に良い効果が多くあります。

  • 血流促進

    麦茶にはアルキルピラジンという成分が含まれており、この成分には血流促進の効果があると言われています。
    ほかにも、ギャバ(GABA)が多く含まれているので、血圧を下げ、血流をよくしてくれる効果が期待できるため、暑い夏を健康的に過ごすことができます。
    高血圧にお悩みの方にも飲んでいただきたいお茶です。

三重県いなべ市産・松阪市産大麦使用

三重県いなべ市は、名古屋から車で約1 時間。
三重県の最北端に位置する市です。
北に養老山地、西に鈴鹿山脈に抱かれ、中央を流れる員弁川を挟んで緑豊かな自然と平野に囲まれた地域です。
三重県松阪市は、三重県の中勢地域に位置し伊勢湾に面しており、松阪牛の生産で知られます。
江戸時代は伊勢商人を輩出した商業町であり、江戸時代は紀州藩領でした。

麦茶の歴史

麦は、紀元前2~3世紀に日本に伝わってきたといわれています。
大麦は、古くから人の食料として用いられていますが、生穀粒のままでは食べられないため、麦を炒って水に浸けて食べていました。また、ごく自然に炒り麦のつけ水を飲んでいました。
したがって、炒り麦を湯で煮だして飲む風習は、原始農耕の始まった頃からあったと考えられます。
日本の歴史上の記述は、平安期初期(10世紀初め頃)に編集された日本最初の百科事典ともいうべき「和妙類聚抄」の中に、「米麦を乾かし、これを炒って粉にし、湯水に点じて服す。」との記述があり、現在の麦茶とは違いますが、煎った麦の香ばしさを楽しむ飲み物、という点では麦茶の原型があったと言えるのではないでしょうか。

その後、麦茶が歴史上に登場するのは、1517年(天正15年)豊臣秀吉が京都の北野天満宮で大茶会を催した時の様子を記した「北野大茶湯の記」によれば、秀吉が建てた高札7ヶ条のお布令の1条に、「茶湯執心においては、また若党、町人、百姓以下によらず、釡一つ、釣瓶一つ、呑物一つ、茶なきものは、こがしにても苦しからず候間、堤げ来たり仕るべく候事」とあり、庶民の間では、「麦こがし」が、お茶がわりに飲まれていたことがうかがわれます。
江戸時代に入ると、1697年(元禄10年)に出版された本朝食鑑には、「当今、生麦を香ばしく炒り、鮗ィ(むぎこがし)を磨き、篩にかけて粉末にし、夏月、冷水を飲むとき、これを加えて練って服用している。砂糖を和して食べることもある」と記しています。
また、寛政~天保(1789~1844年)の世態の推移を書きとどめた寛天見聞記には、「夏の夕方より、町ごとに麦湯という行燈を出し、往来へ腰かけの涼台を並べ、茶店を出すあり、これも、近来の事にて昔はなかりし事なり」とあり、江戸末期には、麦茶を「麦湯と称して現代風に茶店で飲まれる」ほど、すっかり庶民に定着するようになっています。

出典:全国麦茶工業協同組合